さよなら神様*麻耶雄嵩

  • 2014/08/24(日) 21:08:51

さよなら神様さよなら神様
(2014/08/06)
麻耶 雄嵩

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隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うかもしれないが、鈴木の情報は絶対に正しい。鈴木は神様なのだから―(「少年探偵団と神様」)。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させた神様探偵が帰ってきた。他の追随を許さぬ超絶推理の頂点がここに。


 少年探偵団と神様
 アリバイくずし
 ダムからの遠い道
 バレンタイン昔語り
 比土との対決
 さよなら、神様

前作を読んでいないが、問題なく愉しめた。愉しめたと言うには、後味はあまりよくないが。小学生の探偵団遊びかと思いきや、次々に人が死に、神様=鈴木は、探偵団の一員である俺=桑町淳にだけ犯人を教える。団長の市部始の推理力や、市会議員を父に持つ丸山一平の情報、そして不思議キャラで将来の市部の恋人を自称する比土優子の協力で、事件の真相にたどり着くのである。「俺」の事情にも驚いたが、最終章で全体像が覆されるのが、珍しく気持ち好くない。もやもやする一冊である。

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