ランチに行きましょう*深沢潮

  • 2014/08/31(日) 07:00:37

ランチに行きましょう (文芸書)ランチに行きましょう (文芸書)
(2014/08/08)
深沢 潮

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どうして私以外、幸せそうなの?結婚しても、子どもがいても、満たされない私たち―。恵子:生協の配達員に淡い恋心を抱く。いい人ぶりたい。秋穂:女医。シングルマザーであることを周囲に隠す。千鶴:国立大出身。スピリチュアルに傾倒している。綾子:若手俳優のおっかけにのめりこむ。少し図々しい。由美:娘の受験に悩んでいる。夫に隠し事あり。それでも、「ランチに行きましょう!」


わたしの世代は、いまのようにママ友づきあいが面倒ではなかったので、ほんとうのところはよく判らないのだが、本作の登場人物たちは、結構本音をぶつけ合えていて、それ故に行き詰った関係の打開策も見つけやすいような印象である。現実はもっと裡に籠って陰湿な面も多いのではないだろうか。それでも、互いの腹の探り合いはどこにでもあり、わかりやすい形で描かれていて、傍から眺めている分には面白い一冊だった。

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