さよならドビュッシー*中山七里

  • 2014/10/01(水) 12:11:27

さよならドビュッシーさよならドビュッシー
(2010/01/08)
中山 七里

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第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。選考委員が大絶賛した話題の感動作!
行間から立ち上るドビュッシー「月の光」や、ショパン「エチュード 10-1」の美しい旋律。ピアニストを目指す少女、殺人、そして驚愕のラスト!
ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。


スポ根+ミステリといった印象の物語である。スポーツではなくピアノだが。とは言え、どちらもいささか中途半端な感がなくもない。でも完全に騙されていたという点では驚愕のラストである。そこに気づけなければ動機にも真犯人にも当然たどり着けず、最後でやっと腑に落ちることになる。スポ根ものとしては、せっかく立ち直りかけたのにもったいない気がするが、そこは仕方がないのだろう。岬先生のファンになった一冊である。

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