蜘蛛の糸*黒川博行

  • 2015/07/07(火) 16:34:20

蜘蛛の糸
蜘蛛の糸
posted with amazlet at 15.07.07
黒川博行
光文社
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彫刻家・遠野公彦。独身、四十二歳。頭髪と体型に少々の難あれど、相続資産あり。そんな遠野に巡ってきた、千載一遇のモテモテチャンス。だが、ひょんなミスをしたことが運の尽き。艱難辛苦、抱腹絶倒、めくるめく夜の迷走劇がはじまった―(表題作「蜘蛛の糸」)。他、しょうもなさ天井知らずの男たちを濃厚に描いた全七編。


こういうテイストだと判っていれば手に取らなかった一冊である。男の哀れな性が哀れさそのままに描かれている。大して女はみなしたたかで、男の下心など初めからお見通しなのが、辛うじて痛快とも言える。

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こんにちは
黒川氏の大ファンなので、すごくうれしいです
いつも作品の中に「大阪テイスト」を満載せずにはいられないタチらしく
どの作品も、もれなくお勧めです(かなり個人的にですが)
ヤクザと建設コンサルタントが活躍するシリーズ(「国境」など)はじめ
先日出たばかりの「頸草」もいいです
遅すぎた直木賞がなくても、私にはベスト3に入る作家です
ちなみに「大阪ばかぼんど」などエッセイも抱腹まちがいなしです
下品さギリギリではありますが・・・

  • 投稿者: チョロ
  • 2015/07/08(水) 14:55:24
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わたしは初読みでしたけれど、チョロさんお薦めの作家さんなのですね。
『勁草』は図書館に予約してあるので、たのしみです。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2015/07/08(水) 16:27:05
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