だれもが知ってる小さな国*有川浩 村上勉

  • 2016/01/26(火) 07:44:39

だれもが知ってる小さな国
有川 浩 村上 勉
講談社
売り上げランキング: 5,340

ヒコは「はち屋」の子供。みつ蜂を養ってはちみつをとり、そのはちみつを売って暮らしている。お父さん、お母さん、そしてみつばちたちと一緒に、全国を転々とする小学生だ。あるとき採蜜を終えたヒコは、巣箱の置いてある草地から、車をとめた道へと向かっていた。
「トマレ!」
鋭い声がヒコの耳を打ち、反射的に足をとめたヒコの前に、大きなマムシが現れた――
村上勉の書き下ろし挿画がふんだんに入った、豪華2色印刷


佐藤さとる氏の『コロボックル物語』の続編・有川浩版とも言える物語である。ハチ屋として日本中を旅して歩く、ヒコの一家とヒメの一家。北海道でヒコが出会った小さなともだちと、ヒメと出会ったことによる世界の広がり。そして二人で出会った、自分の世界を持つ大きなともだちとの信頼関係、先祖から受け継がれたもの、などなど。やさしく強く、心温まる一冊である。

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