ペンギンを愛した容疑者*大倉崇裕

  • 2016/01/30(土) 17:09:00

ペンギンを愛した容疑者 警視庁総務部動植物管理係
大倉 崇裕
講談社
売り上げランキング: 250,020

「人間の視点では、この謎は解けません」
ペンギン屋敷の溺死体! 秘められた”殺意の証拠”をアニマル推理で解き明かせ! 警視庁「いきものがかり」の名(迷)コンビが大活躍!!
強面の窓際警部補・須藤友三(すどう・ともぞう)と動物オタクの女性巡査・薄圭子(うすき・けいこ)の名コンビが、動物にまつわるさまざまな難事件を解決する、大人気「コミカル・アニマル・ミステリー」シリーズです。
登場する動物はペンギン、ヤギ、サル、そして最も賢い鳥と言われるヨウム(オウムではないことに注目!)です。
警視庁の「いきものがかり」というべき、総務部動植物管理係のコンビの活躍を楽しめる4つの短編を収録した傑作集です。


表題作のほか、「ヤギを愛した容疑者」 「サルを愛した容疑者」 「最も賢い鳥」 

何作目になっても、薄圭子巡査のおとぼけ(本人はそう思っていないだろうが)ぶりは相変わらずである。そして、ひとたび動物が関わってくると、繊細な観察力と見事な推理で、その場で起こった犯罪を暴いてしまうのも、相変わらずスカッとする。いやいやこの仕事に就いた須藤警部補も、次第にやりがいを感じてきているようだし、薄巡査にも親心のような愛情を持ってきているのも微笑ましく感じられる。どんどん息の合ったコンビになってきている気がする。いつまで動物ネタが続けられるか判らないが、もっとずっと見ていたいシリーズである。

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