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奪取*真保裕一

  • 2005/01/28(金) 09:16:22

☆☆☆・・


 偽札造り――それは究極のだましのゲーム。
 新境地を開くハイテク犯罪小説、ノンストップ1400枚。

                           (帯より)


国家を揺るがす大罪である偽札造りの物語なのであるが、その動機や壮大なプランと集中力を見せつけられるうち、自然に「上手くいけ~!」と祈りながら読んでしまった。
この通りやってみる人が出てくるのではないかと思わせるほど 私には詳しく偽札造りの行程が書かれているように思えるが、そう簡単にできるものではないのだろう。

もうひとつ感心したのは、黒服の似合うある種の職業の方々の面子への拘りの激しさである。この方々に一度睨まれると、戸籍を替えようと顔貌を変えようと、決して逃げ延びることはできないようである。恐ろしい。

偽札に関わる攻防を緊張して読み進んだのだが、エピローグでは見事にその緊張も解け、なんと最後には笑わせてもいただけた。なるほどそうだったのか。ふふ。

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