名古屋駅西喫茶ユトリロ*太田忠司

  • 2017/02/07(火) 17:01:50

名古屋駅西 喫茶ユトリロ (ハルキ文庫)
太田 忠司
角川春樹事務所
売り上げランキング: 79,298

東京生まれの鏡味龍(とおる)は名古屋大医学部に今春から通う大学生。
喫茶店を営む祖父母宅に下宿した龍は、店の常連客から、家にピンポンダッシュをされ、
外に出ると家の前に手羽先の骨が置かれ困っていると相談を受ける。
龍は友人と先輩の助けを借りて、謎に挑む。
手羽先唐揚げ、寿がきやラーメン、味噌おでん…名古屋めしの魅力が満載の連作ミステリー。書き下ろし!


第一話 手羽先唐揚げと奇妙なイタズラ
第二話 カレーうどんとおかしなアフロ
第三話 海老フライ(エビフリャー)と弱気な泥棒
第四話 寿がきやラーメンと家族の思い出
第五話 鬼まんじゅうと縁結びの神
第六話 味噌おでんとユトリロが似合う店

一話にひとつずつ名古屋飯と呼ばれる名古屋の食べものが登場し、龍(とおる)が、大学の先輩の明壁(あすかべ)さんにアドバイスをもらったり、喫茶ユトリロの常連の紳士さんと呼ばれる男性の話を聴いたりしながら、ユトリロに持ち込まれる厄介事を解き明かしていく。明壁さんが連れていってくれる名古屋飯はおいしそうだし、もちろんユトリロで出されるモーニングやほかのメニューもおいしそうで、卵サンドはぜひ食べてみたい。そして、謎解きを通して、龍が少しずつ名古屋のことを知っていくのも微笑ましい。シリーズ化されたら嬉しいと思わされる一冊である。

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