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滴り落ちる時計たちの波紋*平野啓一郎

  • 2005/02/08(火) 13:04:06

☆・・・・


 おそるべき作品集
 9篇の小説、9種の企み、9つの輝き、
 文学の可能性のすべてがここに。

                            (帯より)

帯には著者の言葉として
≪この作品集は、僕という作家が「一体、何をしようとしているのか」を、
 より具体的に明かしてくれるのではないかと思っています。≫

とも書かれているのだが、正直言って、私には著者が何をしようとしたのかは見当もつかなかった。
『初七日』や『最後の変身』では、その題材や主人公の情動に共感を覚える部分も多かったのだが、この作品たちをこのようにまとめ、並べた意図は、やはりまったく私には理解できなかった。

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