早稲女、女、男*柚木麻子

  • 2017/07/03(月) 07:09:58

早稲女、女、男
早稲女、女、男
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柚木 麻子
祥伝社
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面倒臭くて痛々しいけど、憎めない
ワセジョと5人の女子の等身大の物語

男勝りでプライドが高くて酒豪。だけど本当は誰よりも純粋で不器用。
そんな早稲女の中の早稲女、早乙女香夏子は就職活動を終えたばかりの早稲田大学教育学部の四年生。
演劇サークルの幹事長で七年生の長津田との腐れ縁はなんだかんだでもう4年目だが、このところ口げんかが絶えない。
そんなとき、香夏子は内定先の先輩・吉沢から告白される。
女の子扱いされることに慣れていない香夏子は吉沢の丁重な態度に戸惑ってしまう。
過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、些細な事にいちいち傷つき、悩み、つまづく……。
そんな彼女を、周囲で取り巻く他大学の女子たちはさまざまな思いを抱えながら見つめていた――
それぞれが抱える葛藤、迷い、恋の行方は?


まったくもって面倒くさい人種である。早稲女が、というよりも、大学生から社会人として序盤の女が、といったほうがいいかもしれないが。とにかく、傾向の違うさまざまな自意識が渦巻いていて、ときおり本を投げ捨てたくなるほど面倒くさい。こんな面倒くささを通り抜けなければ大人の女になれないのだろうか、と思ってしまう。個人的には、穏やかにやり過ごしたい時期である。でもまあ、だから何だという一冊でもある。

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