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春になったら莓を摘みに*梨木香歩

  • 2005/02/15(火) 13:21:09

☆☆☆☆・


 著者が学生時代をすごした英国の下宿。
 かつてそこには、児童文学者ベティ・モーガン・ボーエンこと
 女主人ウェスト夫人とさまざまな人種や考え方の住人たちとの、
 騒動だらけでとびきり素敵な日々があった・・・・・。
 夫人の「理解はできないが受け容れる」徹底した博愛精神と
 時代に左右されない手仕事や暮らしぶりは、
 生きる上で大事なことを、そっと心に落としてくれる。

                            (帯より)


上記のとおり、梨木香歩さんのエッセイです。
彼女の著書の底流に流れるもののことが、とてもよくわかったような気がします。
ウェスト夫人からの手紙がまた、とてもとても素晴らしいのです。
「理解はできないが受け容れる」こと。
たったそれだけのことができるなら、世界に争いなどひとつもなくなるのでしょう。何ら特別なこととしてではなく、日常で自然にそれをしているウェスト夫人との出会いは、著者の骨の一部にたしかになっていることでしょう。


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今日何読んだ?どうだった??
たりぃの読書三昧な日々

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「春になったら苺を摘みに」 梨木香歩

春になったら莓を摘みにposted with 簡単リンクくん at 2006.10.21梨木 香歩〔著〕新潮社 (2002.2)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る

  • From: 今日何読んだ?どうだった?? |
  • 2006/10/27(金) 21:36:21

「春になったら苺を摘みに」(梨木香歩著)

 今回は 「春になったら苺を摘みに」 梨木 香歩著 です。

  • From: たりぃの読書三昧な日々 |
  • 2006/10/28(土) 19:34:12

この記事に対するコメント

理解はできないが受け入れる。…言うは易く行うは難しですが、ウェスト婦人はこれをきちんと実行してるんですよね。本当にすごいです。ふらっとさんの言うとおり、この本を読んで梨木さんの骨の部分に触れた気になりました。

  • 投稿者: まみみ
  • 2006/10/27(金) 21:40:23
  • [編集]

まったくですね。
言うは易く行うは難し。
日常的にストレスなくそれを実行できるウェスト夫人、見習わなくてはねぇ。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/10/28(土) 08:07:23
  • [編集]

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