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おいしい話*赤木かん子・編

  • 2005/04/09(土) 18:19:37

☆☆☆・・


小中学生にも読書を・…という求めに応じて棚に並べられる本の少なさに困惑した編者・赤木かん子さんが
 切れ味のいい中・短編は、
 読みなれていない人でも読みきることができ、
 一生忘れられないほど強く、
 その人の魂をゆさぶる力も持っているものです。
 おもしろくて読みやすくてわかりやすい、
 そうして基本的で深い作品を選んだつもりですがいかがでしょうか。

                 (編者から皆様へより)
とおっしゃる通り、面白味と示唆に富んだ5つの物語である。

焼岳の月見――庄野英二
ソリマンのお姫さまの話――カレル・チャペック(中野好夫・訳)
ぶり大根――清水義範
夏の盃――波津彬子
食べる――池波正太郎

清水義範さんの『ぶり大根』などは、自分の身に照らして、情けなかったり可笑しかったり羨ましかったり、であった。
この題材でこれだけ気持ちのいい作品に仕立て上げられるのは清水さんゆえであろう。

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