FC2ブログ

黒い家*貴志祐介

  • 2005/04/13(水) 18:28:16

☆☆☆・・


 第4回 日本ホラー小説大賞受賞作
 人はここまで悪になりきれるのか?
 人間存在の深部を襲う戦慄の恐怖。
 巨大なモラルの崩壊に直面する日本。黒い家は来るべき破局の予兆なのか。
 人間心理の恐ろしさを極限まで描いたノンストップ巨編。
 「ホラー小説界にまたまた出現した今世紀最強の銃弾!

                    (帯より)


子どもは保険金欲しさに自殺を装わされて殺されたのか?
殺したのはなさぬ仲の父親?それとも・・・。
保険金支払い査定の現場で働く若槻が、ある日受けた一本の問い合わせの電話が、考えてみればこの物語のきっかけであった。

 「保険金いうのは、自殺した時でも出ますんか?」

そして、始まりはいつとも知れないのだ。

いつもの仕事の一環として関わったつもりが、実は巧みに利用されていたのではないかと気づくのは、もうほとんど事件が終わりかけているときだった。事件を起こした側と翻弄された側の双方の幼い頃の体験によるトラウマが複雑に絡み合い、緊張感を高めている。
荒唐無稽の怖さではなく、今にも身近に忍び寄ってきそうな温度のある怖さに震えながらページを捲った。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する