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ぼくのミステリな日常*若竹七海
- 2005/06/20(月) 20:06:48
☆☆☆☆・
ぼくのミステリな日常
中堅どころの建設コンサルタント会社のOLで、仕事もあまり面白くないので そろそろ辞めようかと思っていた 若竹七海が、社内報の編集を任されたところから物語ははじまる。
毎月何か短篇でも載せてくれ、という依頼を受け、小説などを書いている先輩に頼むが、引き受けてもらえず、知り合いを紹介される。
その人が社内報向けに短篇を書いてくれる条件が、匿名にすること。
編集長・若竹七海自身も、短篇連載が完了するまで匿名作家の正体を知らされていないのである。
毎月の社内報の目次ページからはじまる月ごとの短篇は、実はひと連なりの事件になっているのであった。
なぜ匿名なのか? なぜ社内報なのか?
最後になって、どんどん謎が解かれてゆくのが小気味よい。
しかも物語り終了後までまだある謎は続いているのである。
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ぼくのミステリな日常 [若竹七海]
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この記事に対するコメント
こんにちは。お礼が遅くなっちゃいましたが、
投票ありがとうございました。コメントで十分ですよ~。苦労をかけたみたいでごめんなさいね。
おかげで「ぼくのミステリな日常」が少々追い上げてきて、「スクランブル」独裁体制が少し崩れそうになってます。面白くなってきました(笑)
ではでは。また。
PC不調で
いろんなことが制限されている今日この頃^^;
mixiにいくと必ず固まるし
窓を2つ以上開けると固まるし___。
ビンボー人なのであたらしいPCにはなかなか手が出せないし(T_T
でも、コメントで参加させていただけて嬉しいです。
ありがとうございました。
アトマツです。
TBさせてくださいね。
これには見事に足元すくわれました。
若竹さんって、オチャメなフリしてホント悪いうさきさんですね。
結構シビア
ですね。
若竹七海さん。
可愛い顔してサラッときついことを言うタイプ…なのでしょうか^^;
おひさしぶりです。
デビュー作でこのクオリティ…と思わずため息がでそうになった作品でした。
デビュー作ならではこそのシチュエィションでもありましたけれど
ため息、でましたね。