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心のなかの冷たい何か*若竹七海

  • 2005/07/12(火) 12:58:22

☆☆☆・・
心のなかの冷たい何か




「社内に観察者がいる」という謎めいた言葉を遺し、自殺未遂した友人。
 鬼気迫る手記に慄然としながら、敢然と真相を追うヒロインの孤独な戦い。

                           (帯より)


『ぼくのミステリな日常』の続編とも言える作品。
もちろん探偵役の主人公の名は 若竹七海。
箱根に行くロマンスカーの中で偶然出会った一ノ瀬妙子が自殺未遂事件を起こし、彼女から若竹七海の元へ手記が送られてきた。
物語の中に手記が入り込み、そのなかに更に別の人の手紙が織り込まれるという幾重にも重なった造りになっているので注意深く読み進まないとときどき現実からはなれて手記の中を歩き、煙に巻かれることになってしまう。
それも計算されたことであるのにあとになって気づくのだが。
≪何≫とは言葉にできない≪冷たいなにかが≫人を狂気に駆り立てるのだろうか。
探偵役・若竹七海はこの物語ではあまりに無力な役回りである。何か得るものがあったとすればそれは、力也の存在だろうか。

 TB
ざれこさん





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心のなかの冷たい何か [若竹七海]

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  • From: + ChiekoaLibrary + |
  • 2005/07/12(火) 13:10:05

「心のなかの冷たい何か」若竹七海

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  • From: 本を読む女。改訂版 |
  • 2005/07/12(火) 13:23:38

この記事に対するコメント

お名前が!

私のレビューのなかに「ふらっと」さんのお名前が!(笑)

  • 投稿者: chiekoa
  • 2005/07/12(火) 13:11:20
  • [編集]

うわ

ほんまですねちえこあさん!(笑)そして私もレビューにもあります・・・

  • 投稿者: ざれこ
  • 2005/07/12(火) 13:24:53
  • [編集]

あは

ちえこあさん、ざれこさん。
わたしを登場させてくださってありがとう(違;

わりとあちこちに登場しやすい名前なんですよねぇ*笑*

この作品
ほんっとにややこしいですね。
途中まですっかり騙されていました。
ややこしいわりにはすっきりしませんでしたね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2005/07/12(火) 13:27:09
  • [編集]

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