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角に建った家*赤川次郎

  • 2005/08/03(水) 13:02:10

☆☆☆・・



赤川次郎:文、司 修:画  絵本、といっていいのだろうか。

ある日、本の中そのままの家が近所に建った。まさに忽然と、という感じで。
その本を何度も熱心に読んでいた幹夫は、呼ばれるようにしてその家の前まで行き、招かれるようにして家の中に入ってしまう。
そこにいたのは、本の中でひとり暮らしていた少女だった。
そこで過ごす時間は、家の外に流れる時間とは流れ方が違っていて、ほんのしばらくいただけのつもりなのに、一日以上が経っていて家や学校で大騒ぎになっていたりするのだ。
幼なじみの由紀子は、その家と少女に夢中になる幹夫を心配しながら様子を見守るが、ある日その家の不思議さに気づき、命をかけて幹夫を守ろうとする。

本の世界と現実の世界が縺れるように重なる、というのは感覚的にはわかる気がするし、実際に本を読んでいるときには本の世界に入り込んでいることも多いのだが、本の世界の方がこちらにやってきたとしたらどんな心地だろうか。

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