ささら さや*加納朋子

  • 2005/08/06(土) 20:16:13

☆☆☆☆・



 ささら さや・・・・・。
 逝ってしまったあの人にもう一度会わせてくれる哀しくて懐かしい魔法の音。
 
 サンキュ、サヤ。そして、バイバイ。
 夫を突然の事故で失ったサヤは残された赤ちゃんのユウ坊とふたり
 「佐々良(ささら)」という街へ移住する。
 そこでは数々の不思議な事件がサヤの身にふりかかる。
 けれどその度に亡くなった夫が他人の姿を借りて助けに来てくれるのだ。
 また久代、夏、珠子という三人のお婆さんや、エリカとダイヤ親子という
 素敵な友だちもできた。
 しかし、そんなサヤに夫の家族がユウ坊を引き取りたいと圧力をかけてくる。
 そしてユウ坊が誘拐された・・・・・。
 ゴーストになった夫と残された妻・サヤが永遠の別れを迎えるまでの
 切なく愛しい日々を描く長編ミステリ小説。
        (帯より)


菊池健さんのカバー絵のサヤが あまりにも物語のなかのサヤそのままで切なくなる。
誰かに守られるべく在るようなほわんとしたサヤが、逆にひとりきりでユウ坊を守らなければならない立場になる。
けれど、いつも誰かが助けてくれるのだ。サヤの持って生まれた人徳ゆえだろう。
人に恵まれているということは、しあわせの大きな要素なのだとよくわかる。

はじめにこれ以上なく悲しい出来事がドカンと起こり、最後は永遠の別れであるにもかかわらず、読後は胸がじんとぬくもる一冊である。



V
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『ささら さや』 (加納朋子)

久々に大満足の一冊!大好きです、サヤ。そして、サヤのまわりの温かい人達。(笑)とても温かい気持ちで読み終えました。☆☆☆☆☆

  • From: ホンのひとりごと |
  • 2005/08/06(土) 23:07:47

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  • 2005/08/10(水) 21:19:26

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  • From: 本を読む女。改訂版 |
  • 2005/08/11(木) 00:38:16

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  • 2015/01/23(金) 00:00:40

この記事に対するコメント

挿画

カバーの絵、すてきですよね。
私は裏の絵をみて泣きました…。

  • 投稿者: chiekoa
  • 2005/08/11(木) 11:54:46
  • [編集]

カバー絵

もしもまったく違う絵だったら
サヤのイメージ少し違うものになったかもしれませんね。

裏の絵、わたしもじんとしました。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2005/08/11(木) 12:42:24
  • [編集]

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