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招かれざる客たちのビュッフェ*クリスチアナ・ブランド

  • 2005/08/13(土) 14:00:07

☆☆☆・・



北村薫氏ご推薦の一冊。
 英国ミステリ史上、ひときわ異彩を放つ重鎮ブランド。
 本書には、その独特の調理法(レシピ)にもとづく16の逸品を納めた。
 コックリル警部登場の重厚な本格物「婚姻飛翔」、
 スリルに満ちた謎解きゲームの顛末を描く名作「ジェミニー・クリケット事件」、
 あまりにもブラックなクリスマス・ストーリー「この家に祝福あれ」など、
 ミステリの真髄を伝える傑作短編集。
       (文庫裏表紙より)


ストーリーやトリックや謎解きはおもしろいのだが、やはり翻訳物は苦手である。
独特の言い回しや言葉遣いの回りくどさ故に、文章がすんなりと頭に入ってきてくれないのだ。
もったいないことなのかもしれないが、仕方がない。
短編集だったのが幸いかもしれない。
翻訳物が得意な方には興味深い作品集なのだろう。

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