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シリウスの道*藤原伊織

  • 2005/08/31(水) 13:39:32

☆☆☆・・



 絶賛の声、続々。話題沸騰の長編ミステリー!
 
 離ればなれになった3人が25年前の「秘密」に操られ、
 吸い寄せられるように、運命の渦に巻き込まれる――。

 東京の大手広告代理店の営業部副部長・辰村祐介は子供のころ大阪で育ち、
 明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。
 この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。
 それは・・・。
                    (帯より)


結果からいえば、辰村の仕事もプライベートも、駆けずり回った割には報われないままなのだが、仕事面では誇りを捨てなかったすがすがしさが残り、プライベートでは未来は少し変わるかもしれないというほの明るい期待が残る。

つまみがホットドッグしかないバーには、以前どこかできたことがあると思ったのだが、『テロリストのパラソル』で来ていたのだった。
『テロリストのパラソル』の続編というわけではないのだろうが、あのときのバー≪吾兵衛≫が重要な役割を果たしている。

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ゆうきさん

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「シリウスの道」(藤原伊織著)

 今回は 「シリウスの道」 藤原 伊織著 です。

  • From: たりぃの読書三昧な日々 |
  • 2005/11/19(土) 13:30:01

● シリウスの道 藤原伊織

シリウスの道藤原 伊織 文藝春秋 2005-06-10by G-Tools面白かった!楽しかった!シリウス、そして幼馴染の初恋の人、といえば「星の瞳のシルエット」だよなあ、と思ったのは私だけでしょうか。ああ、懐かしの香澄ちゃん。そして久住くん。思いっきり年のばれるネタですね。

  • From: IN MY BOOK by ゆうき |
  • 2006/03/22(水) 10:52:06

この記事に対するコメント

> 辰村の仕事もプライベートも、駆けずり回った割には報われないまま

そう言われてみれば、そうですね・・・。
そのあたりにも、私は哀愁を感じちゃったのかなあ。
勝哉がいつか絵で成功してくれるといいなあって、
心から思いました。
ではでは。

  • 投稿者: ゆうき
  • 2006/03/22(水) 10:53:40
  • [編集]

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