fc2ブログ

とっても不幸な幸運*畠中恵

  • 2005/08/31(水) 21:42:47

☆☆☆☆・



100円ショップでふと手にして買ってしまった≪とっても不幸な幸運≫という名の缶。それは、開けたとたんに とんでもないものを見てしまい、とんでもない目にあってしまうという疫病神のような缶だった。
舞台は新宿伊勢丹近くの地下にある≪酒場≫という名の酒場。客は常連しかいない。
その常連客がなぜか引き寄せられるように次々と、得体の知れない≪とっても不幸な幸運≫缶を買ってきては開けてしまうのだ。その事情が6つの連作仕立てになっている。

とにかく単純に面白かった。缶を開けると、開けた本人は思い出したくないものを見、散々な目に遭いながら逃げつづけてきたことに決着をつけなくてはいけなくなるのだが、二代目マスターの洋介の謎解きも冴えているし、なによりも常連客たちが互いに(少し歪んだ形でではあるが)信頼しあっている様が見ていて嬉しい。
酒場に集う人たちがみなカッコイイのである。

 TB
すのさん
ちえこあさん
藍色さん

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

とっても不幸な幸運 [畠中恵]

とっても不幸な幸運畠中 恵 双葉社 2005-03その名も『酒場』という酒場にある日持ち込まれた「とっても不幸な幸運」という名の缶。缶を開けると現れたものとは?そして開けた本人が巻き込まれる出来事は…。はじめて読んだ畠中さんの現代モノです。最初のうちは、登場人物

  • From: + ChiekoaLibrary + |
  • 2005/10/13(木) 12:12:57

その缶の名前は

『とっても不幸な幸運』畠中恵 著積読ってたのを漸く消費しました。何で買ってすぐ読まなかったんだろうと後悔しました。ヤベ、この主人公超好き!グダグダの姿勢で読み耽りながら、店長ー!と年甲斐もなく大暴れして、預かってるウサギのおまるがやや引きするくらいはしゃ

  • From: Lazy bones |
  • 2005/11/02(水) 16:54:20

とっても不幸な幸運、畠中(はたけなか)恵

装画は寺門孝之。2001年庶民とお化けの不思議な関わりを描いた「しゃばけ」で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞デビュー。続くシリーズ作「ぬしさまへ」「ねこの

  • From: 粋な提案 |
  • 2006/05/26(金) 12:24:29

とっても不幸な幸運

************************************************************ 新宿の酒場に持ち込まれた 「とっても不幸な幸運」という名の缶。 中から現れた不思議な物が常連客たちに もたらしたものは、幸せ?それとも……? *****************************************************

  • From: 気楽に♪気ままに♪のんびりと♪ |
  • 2007/04/13(金) 22:55:42

この記事に対するコメント

おはようございます

TBありがとうございます。さっそくこちらからもTB返そうと思うのですが、何故かはねられてしまうようです。すみません。

こぉいう酒場はいいですね。憧れてしまいます。

  • 投稿者: すの
  • 2005/09/17(土) 06:33:35
  • [編集]

お手数おかけしてすみません。
ときどきTBが上手くいかないことがあるようです。

わたしはお酒は飲めないけれど
こんな酒場なら入り浸ってみたいわ^^

  • 投稿者: ふらっと
  • 2005/09/17(土) 12:56:35
  • [編集]

伊勢丹の近く…リアルに探してしまいそうです!!でも怖くて入れないな…。

  • 投稿者: chiekoa
  • 2005/10/13(木) 12:13:31
  • [編集]

たぶん

探したことがある人
いるでしょうね。ふふ。
階段の上で足が竦みそう~。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2005/10/13(木) 12:49:11
  • [編集]

どうにでもホラーにできそうな題材をファンタジーにできたのは、
作者の持ち味なのでしょう。

  • 投稿者: 藍色
  • 2006/05/26(金) 12:23:52
  • [編集]

ほんとうに。
設定は怖いですものね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/05/26(金) 18:14:29
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する