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虹果て村の秘密*有栖川有栖

  • 2005/09/10(土) 17:07:09

☆☆☆・・



虹果て村は本当は西畑村というのだが、雨が多くてきれいな虹がよく観られることから、誰もが虹果て村と呼ぶ。
そしてここには、推理作家・二宮ミサトが仕事場に使っている別荘(?)がある。
ミサトの娘のユーこと優希と、同級生でミサトの大ファンの上月秀介が、招待されてこの別荘へと向かうところから物語ははじまる。当のミサトは 講演会の予定を一週間間違えていて、あとからくることになっていて、二人の世話は、ミサトのいとこの明日香さんに任せられている。

虹果て村には七つの虹にちなんだ伝説がある。
 虹の向こうに太陽が出たら村に不吉なことがある。
 朝に虹を見たらその日はいいことがある。
 夜に虹が出たら人が死ぬ。
 消えてしまうまで虹を見ていたら大切な願いがかなわない。
 明神池に映る虹に二人でかけた願いはかなう。
 完全に七色の虹を見たらすべての願いがかなう。
 虹のたもとには財宝が埋まっている。


こんなのどかな虹果て村に、村始まって以来の殺人事件が起こる。推理作家志望の秀介と刑事志望の優希は、さっそく自分たちで事件を解決しようとするのだが__。

あとがきの≪わたしが子どもだったころ≫にあるように、作中で秀介が書く小説のタイトルは、著者自身が11歳の時に初めて書いたものだということだ。
そして、奥様は、面白い本の話をしあった そんな11歳のときの同級生なのだとか。
明神池に映る虹を見ながら秀介と優希が手を繋いで願ったことはかなうのかもしれない、とふと思った。

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本日ご紹介するミステリーは、有栖川有栖さんの「虹果ての村の秘密」です。 ●あらすじ主人公は推理小説家志望の12歳の男の子、上月秀介。彼は刑事志望でクラスメイトの二宮優希の母親の別荘へと招待される。のどかな村では高速道路建設の賛成派と反対派が一触即発状?..

  • From: フォーチュンな日々 |
  • 2005/10/17(月) 23:40:33

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