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村田エフェンディ滞土録*梨木香歩

  • 2005/12/25(日) 10:54:12

☆☆☆・・



エフェンディって名前だと思っていたら、<学ぶ者>というような意味なのだそうだ。村田先生というようなニュアンスなのだろう。
<滞土録>の<土>とは土耳古(トルコ)のことである。村田は土耳古皇帝からの招きでこの地の歴史文化研究に来ているのだった。時代はいまから遡ること100年余。西と東の融合する地である土耳古に在って 村田はさまざまな人種・宗教・習慣とあいまみえて、貴重な体験をするのである。
土耳古での出来事はもちろん大変興味深いものなのだが、村田が日本に帰国してからのほんの短い一章がまたことさら興味深いのである。なんと居を定めるまでの暫しの下宿と定めたのがあの『家守忌憚』の綿貫が住まう いまは亡き高堂の家であり、帰国早々既に亡いはずの高堂とも対面しているのだから...。

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★ 村田エフェンディ滞土録 梨木香歩

村田エフェンディ滞土録梨木 香歩 角川書店 2004-04-27by G-Tools , 2006/04/02歴史に忘れ去られた青春よ、目覚めよ。語れ。国や主義や民族を越えた遥にかけがえのない友垣への道すじを。帯よりあ、これは「摩利と新吾」だな。ねえ?このネタがわかった人は、中年であるか

  • From: IN MY BOOK by ゆうき |
  • 2006/04/03(月) 10:45:45

「村田エフェンディ滞土録」梨木香歩

タイトル:村田エフェンディ滞土録著者  :梨木香歩出版社 :角川書店読書期間:2006/07/27 - 2006/07/28お勧め度:★★★★[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]町中に響くエザン(祈り)。軽羅をまとう美しい婦人の群れ。異国の若者たちが囲む食卓での語らい。虚をつく鸚鵡の

  • From: AOCHAN-Blog |
  • 2006/08/22(火) 22:46:29

梨木香歩【村田エフェンディ滞土録】

本書の主人公である考古学者の「村田」は、【家守綺譚(いえもりきたん)】の主人公「綿貫征四郎」の友人。 家守綺譚梨木 香歩 (2006/09)新潮社 この商品の詳細を見る綿貫が日本で物書きとして地味に(そして河童やキツネ

  • From: ぱんどら日記 |
  • 2006/11/05(日) 15:20:07

この記事に対するコメント

梨木さんは最高!

全く、梨木さんという人は、よくもこんなにたくさんの引き出しを持っておられるなあと、感嘆してしまいますよね。やはりTBはできないので、URL貼らせてくださいね。
http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb.do?newsid=be267e08ec

  • 投稿者: ERI
  • 2005/12/27(火) 17:01:17
  • [編集]

梨木さんの宗教観や世界観があふれた一冊だったように思います。
熱いんだけれどとても静かに感じられました。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2005/12/27(火) 17:52:04
  • [編集]

こんにちは。TBありがとうございました。
「家守忌憚」をまだ読んでいなかったりします。
リンクしてるんですね。
これは、読まなければ!では♪

  • 投稿者: ゆうき
  • 2006/04/03(月) 10:45:01
  • [編集]

そうなんですよぉ。
思わぬ人が思わぬところでつながっていたので
なんだか嬉しくなってしまいました。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/04/03(月) 20:00:13
  • [編集]

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