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笑う招き猫*山本幸久

  • 2006/03/09(木) 17:39:01

☆☆☆☆・



女・独身・28歳。大学の同級生だったふたりが漫才師を目指した。
コンビ名は「アカコとヒトミ」。
ヒトミは180cmという長身で十年来の付きあいの愛車である自転車のレッドバロンで都内どこへでも行ってしまう貧乏人である。片やアカコはというと、150cmの身長のくせに60kgという体重の持ち主で、血の繋がらない祖母の頼子さんとふたりでお邸に住んでいる。
こんな凸凹コンビのような彼女たちは、漫才を愛して止まないふたり組みなのだった。

お笑いというのは、当たり前のことだが人を笑わせるのが仕事なわけである。そのために自分たちは決して日々笑ってなどいられないのだ。当然とわかっていながら見えないためについ忘れがちになる裏側を目の前に開かれた心地がする。とはいっても、「アカコとヒトミ」の出世物語でも、芸人の舞台裏話でもない。芸人「アカコとヒトミ」としてのアカコとヒトミと、人としてのアカコとヒトミの関係・絆が厭味なく描かれている。ラスト近くでは胸にぐっときて涙が出そうになった。


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笑う招き猫 [山本幸久]

笑う招き猫山本 幸久 集英社 2006-01-20駆け出しの漫才コンビ、『アカコとヒトミ』。超貧乏で彼氏なし、初ライブは全く受けずに大失敗。おまけにセクハラ野郎の先輩芸人を殴り倒して大目玉。今はぜんぜんさえないけれど、いつかはきっと大舞台。体に浴びます大爆笑―。夢と

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  • 2006/04/04(火) 13:33:15

「笑う招き猫」 山本幸久

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  • 2006/07/01(土) 18:04:45

「笑う招き猫」山本幸久

タイトル:笑う招き猫著者  :山本幸久出版社 :集英社読書期間:2006/11/21 - 2006/11/22お勧め度:★★★★[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]新しくて懐かしい、国民的お笑い青春小説の誕生!駆け出しの女漫才コンビがやりたい放題!しゃべって泣いて笑って、ついには唄ま

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  • 2006/12/03(日) 18:55:42

この記事に対するコメント

おはようございます。笑える本だったのに、ラストは本当に感動でしたねー。2人が最後に歌う歌が最高でした。これがデビュー作なんて、信じられません。

  • 投稿者: ゆうき
  • 2006/03/11(土) 09:46:06
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ほんとうに、笑う本なのにうるうるしました@ラスト。

アカコがどうしても森三中の村上知子さんのイメージで浮かんでしまって困りました^^;
表紙のイラストは全然違うのに...。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/03/11(土) 11:26:03
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表紙では

元気な絵とカラーなんで,内容が読めませんが。笑いとせつなさとの配分が絶妙で,いい話ですよね。
わたしはアカコのイメージ,アジアンのボケの子です。ヒトミは…ちょっと思い当たる子いないかなあ。
きっと今もどこかでふたり,歌ったり笑ったりしてるんでしょうね。

  • 投稿者: mamimix
  • 2006/03/11(土) 18:18:14
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初めてヒトミがアカコから歌をバトンタッチされた場面もよかったですね。
レッドバロンにもいつまでも頑張ってほしい^^

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/03/11(土) 20:38:31
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