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月の見える窓*新野剛志

  • 2006/04/11(火) 20:51:54

☆☆☆・・



「あんたの計画は最悪だ」
江戸川乱歩作家が抉る、人間の心の闇
「兄さん、本気でやるの?」

一人の女が幼い息子を残して消えた。
失踪の鍵を握る男の子供が誘拐される。

交錯する失踪と誘拐――

心の全てが見えた時
真相が
明らかになる。
欠けていた月が
やがて満ちるように・・・・・
  ――帯より


ある事情によってキャバクラのスカウトマンをやっている多田晶彦は、スカウトマンになりたての義弟の健二とともに新宿でこれという女の子を物色する毎日を過ごしていた。
そんなとき、健二がスカウトした麻衣が幼い息子を残して姿を消した。状況が不自然だったために 晶彦と健二のふたりは麻衣を探し始めたのだが、その途中、麻衣の得意客のひとり・江畑の息子の誘拐事件に出くわす。

ひとつひとつは別の事件、そして要素がバラバラに現われ、微かに繋がり、そしてひとつに収束される。何かが別の何かと繋がる前のきっかけを見つけるたびにぞくりとし、そしてやりきれなくなる。
正しいこととはなんだろう。
信じるとはなんだろう。

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