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最後の恋
- 2006/04/21(金) 07:16:04
☆☆☆・・ それは、人生に一度だけ訪れる奇跡。
こんなに誰かを好きになるのは、この恋で最後かもしれない。
どんな結果に終わろうと、永遠に輝きを失わない恋がある。
“最後の恋”をテーマに、人気女性作家が個性と情熱で磨き上げた、宝石のような8つの物語。
ホームページ「YEBISU BAR」「Yahoo!Books」で話題を呼んだ、おとなのための上質な恋愛アンソロジー、登場。 ――帯より
『春太の毎日』 三浦しをん
『ヒトリシズカ』 谷村志穂
『海辺食堂の姉妹』 阿川佐和子
『スケジュール』 沢村凛
『LAST LOVE』 柴田よしき
『わたしは鏡』 松尾由美
『キープ』 乃南アサ
『おかえりなさい』 角田光代
テーマは“最後の恋”なのだが、それぞれの個性が少しずつ違った解釈を与えて物語にしているところがまた興味深い。
それでも、≪最後の≫という言葉を冠せられるものの大切さが伝わってきてじんわりさせられる。
いちばん好きだったのは、柴田よしきさんの『LAST LOVE』。
ガチガチに凍った氷が触れた指のところからじんわりと融けてゆくような感覚が心地好かった。
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最後の恋
最後の恋三浦 しをん 角田 光代 新潮社 2005-12-20この想い、それは、人生に一度だけ訪れる奇跡。こんなに誰かを好きになるのは、この恋で最後かもしれない。どんな結果に終わろうと、永遠に輝きを失わない恋がある。“最後の恋”をテーマに、人気女性作家が個性と情熱で
- From: + ChiekoaLibrary + |
- 2006/04/27(木) 14:46:49
「最後の恋」 阿川佐和子ほか
最後の恋posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.10阿川 佐和子著 / 角田 光代著 / 沢村 凛著 / 柴田 よしき著 / 谷村 志穂著 / 乃南 アサ著 / 松尾 由美著 / 三浦 しをん著新潮社 (2005.12)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
- From: 今日何読んだ?どうだった?? |
- 2006/06/24(土) 11:45:18
『最後の恋』 阿川佐和子 他
『最後の恋』 著:阿川佐和子 他春太の毎日 三浦しをんヒトリシズカ 谷村志穂海辺食堂の姉妹 阿川佐和子スケジュール 沢村凛LASTLOVE 柴田よしきわたしは鏡 松尾由美キープ 乃南アサおかえりなさい 角田光代「最後の恋」をテーマに、人気女性作家たちが、個性と...
- From: *モナミ* |
- 2008/08/07(木) 10:52:56
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この記事に対するコメント
そうか!最後の恋、というのは「大切な」ということだったんですね、って今頃気がつくオバカさんでした。柴田さんの短編は良かったですね。この筆力があるから、あんな長編が書けるんだな、と納得しました。
http://oisiihonbako.at.webry.info/200604/article_22.html
柴田よしきさん
どんどんいい波に乗っている感じです。
短編でも長編でも読者を惹きこむって並大抵のことじゃないですね。
この本はとてもよかったです~。どれも力作!という感じで。私のお気に入りは三浦しをんさんです♪いいっ!
しをんさん
『まほろ駅前~』のしをんさんと同じ人とは思えないですね^^;
これを一話目に置くなんて「編集さんもなかなかやるな」って感じでした。
遅くなりました。このアンソロジーはレベル高かったですね。柴田さんは長編作家のイメージでしたが,短編も上手いんだなあと敬服しました。
どちらも遜色なく上手な作家さんって
意外と珍しいですよね。
柴田さん、惚れちゃいます。