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負け犬の遠吠え*酒井順子
- 2006/05/28(日) 17:14:33
☆☆☆・・ 嫁がず 産まず、 この齢に。
負け犬の遠吠え
酒井 順子 (2003/10)
講談社
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どんなに美人で仕事ができても、三〇代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです。――著者 ――帯より
まず思ったのは、著者は何のためにこの本を書いたのだろう、ということだった。
「《負け》犬」と言っているのは、明らかに《勝ち》を意識しているのだろうが、著者の定義するところの「勝ち犬」――既婚・子あり――が自分たち負け犬に勝っていると思っているようにはどうしても見えないし、かと言って、負け犬である自分たちをどうにかしたいという意識も感じられない。少子化問題を真剣に愁いて負け犬に子を産ませようというわけでもない。ほんとうにただの遠吠えのようである。
言霊というものがあるが、ある事象は言葉を与えたとたんに確固としたものになるということもある。わざわざ名前を与えなくてもよかった現象を具現化してしまっただけのような気もするのだが。
女性が結婚しなくなった理由に関する思いはいろいろとあるのだが、それについて書くとあまりにも長くなりそうなのでやめておく。
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まみみっくすさん
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この記事に対するコメント
同感です
だいぶ前に読んだものなのでもうかなり忘れてしまっているんですが,作者がどの立場から発言してるのか,とかいまいちつかみきれない話でした。それこそ「オトナの小論文教室。」で言われてた一人称がない文章?のような気がします。
わたしは酒井順子さんの人となりをほとんど知らないのだけれど
この作品後の「負け犬」という言葉の定着ぶりを見る限り
功罪でいえば「罪」のほうが大きいのでは?と思いました。
わたしは結婚していて子どももいるので
著者の言う「勝ち犬」ということなのでしょうけれど
なんだかちょっとばかにされている感じもしてしまったし。
どんな立場の人も《ひと括り》にはできないんじゃないかなぁ..というのが正直な思いです。