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猫島ハウスの騒動*若竹七海
- 2006/08/21(月) 17:31:16
☆☆☆・・ 奇妙な事件に奇矯な人々、そして猫・猫・猫・・・・・ 猫島ハウスの騒動
若竹 七海 (2006/07/21)
光文社
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ユーモアとシニカルを絶妙にブレンド。
コージー・ミステリの名手、若竹七海の真骨頂!!
葉崎半島の先、三十人ほどの人間と百匹を超える猫が暮らす通称・猫島。 民宿・猫島ハウスの娘・杉浦響子は夏休みを迎え、家業の手伝いに精を出す日々を送っている。 そんなある日、ナンパにいそしむ響子の同級生・菅野虎鉄が見つけてしまったのはナイフの突き立った猫の死体、いや、はく製だった!? 奇妙な「猫とナイフ」事件の三日後、マリンバイクで海の上を暴走中の男に人間が降ってきて衝突した、という不可解な通報が! 降ってきた男は「猫とナイフ」事件にかかわりがあるようだが・・・・・。 のどかな「猫の楽園」でいったい何が!? 真夏の猫島を暴風雨と大騒動が直撃する!
葉崎シリーズ最新刊。 事件を捜査するのはお馴染み駒持警部。
舞台は、人間よりも猫のほうが幅を利かせているような猫の楽園・猫島。
虎鉄が浜で怪しい猫のぬいぐるみを見つけたのがすべての事件のはじまりだった。 覚せい剤アレルギーの駒持警部はやたらと派手にくしゃみをしているし、響子の大叔父がかかわったという 十八年前の三億円事件までなにやら関係がありそうなのである。
新米警官の七瀬晃が、自覚しているかどうかはさておき、結果的には大活躍しているのが、なにやら微笑ましく好感が持てる。
猫も含めると登場人物(猫)のなんと多い物語であることか。
それにしても、響子と虎鉄の間に、修学旅行でいったい何があったのかが気になる。
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