FC2ブログ

キサトア*小路幸也

  • 2006/08/22(火) 16:59:05

☆☆☆☆・

キサトア キサトア
小路 幸也 (2006/06)
理論社

この商品の詳細を見る

少年アーチはふたごの妹と父親の4人家族。病気で色の識別ができないが、物づくりが得意。海辺の町に越してきて5年、家族は平和に暮していた。やがてアーチはコンクールに挑むことに…。風がはこんでくる、爽やかな物語。


父・フウガさんは≪風のエキスパート≫。 荒ぶる風に困らされていた海辺の町で仕事をしたことがきっかけで 息子のアーチとその双子の妹たち・キサとトアとともにこの町に住むようになったのは五年前のことだった。 家は元診療所だった建物で、同じ場所で日の出と日の入りを見ることができるのだった。 それは、日の出とともに起きて日の入りとともに眠るキサと、日の入りとともに起きて日の出とともに眠りに就くトアにとってもとてもいいと思えたからだった。
物語は、アーチの目から見た家族や友人たち、町やそこに暮らす人々の事々である。 町に根ざして 安定した暮らしをしているのに、なぜかどこか旅の途中のような感じにさせられるところは いしいしんじ作品のようでもある。

町のお年よりリュウズさんがアーチに言ったこんな言葉が胸に残る。

「この世界は、皆がそう望めば素晴らしいものになるんだと、皆に思い出させてくれ。 その才能で、この町から、多くの幸せや希望をあちこちに運ぶ架け橋になってくれ。」
その名前の通りにな。

V
V

TB
粋な提案
+ChiekoaLibrary+
AOCHAN-blog
宙の本棚
読書三昧
しんちゃんの買い物帳

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

キサトア、小路幸也

装画は木内達朗。装丁は守先正。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第二十九回メフィスト賞を受賞、作家デビュー。主な作品『Q.O.L』『そこへ届くのは僕たちの声』『HEARTBEAT』『ホームタウン』『東京バンドワゴン』な

  • From: 粋な提案 |
  • 2006/09/02(土) 19:07:48

キサトア [小路幸也]

キサトア小路 幸也 理論社 2006-06目が悪くて色の区別がうまくできないけれど、小さな芸術家である少年アーチ。ふたごの妹・キサとトアと「風のエキスパート」である父親と、海辺の町に暮らす彼ですが…。児童書…になるのでしょうか。いや、でももう(こんな)大人の心に

  • From: + ChiekoaLibrary + |
  • 2006/09/07(木) 19:17:32

「キサトア」小路幸也

タイトル:キサトア著者  :小路幸也出版社 :理論社読書期間:2006/09/16お勧め度:★★★★[ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ]色を失くした僕と、時間を失くした妹たちが海辺の町をかけめぐる日々。僕らの心の中にある、世界のほとりの物語。初読みだった「東京バンドワ

  • From: AOCHAN-Blog |
  • 2006/10/14(土) 22:36:40

キサトア

キサトア小路 幸也なんか絵本みたいなイメージの小説。表新の蒼い色がピッタリとくるみたいな。ウチの図書館では児童書として扱われていたけど、近頃児童書っていうカテゴリがちょっとわからなくなってきている。児童書っていうからには児童のみなさんに読んでもらいたいっ

  • From: 読書三昧 |
  • 2007/03/02(金) 12:50:24

「キサトア」小路幸也

キサトア小路 幸也 (2006/06)理論社 この商品の詳細を見る水平線に昇る朝日と沈む夕日がおなじ場所で見られ、夏には夏向嵐が吹く海辺の町。アーチと双子の妹たちはお父さんの仕事で、この町へと5年前に引越しをしてきた。彼ら

  • From: しんちゃんの買い物帳 |
  • 2007/07/07(土) 16:18:03

この記事に対するコメント

暖かい人々、描かれる町の雰囲気が素敵な物語でしたね。
素敵な言葉がいっぱいで、この言葉はダブっちゃってます(笑)。

頑張ってくれたPC、98さんに感謝しつつ、機種変更でのスムーズな活動を、気長にお待ちしています。
コメント、トラバ、一方的に増やしてるみたいで、ちょっと気が重いのですけど、最近忘れっぽいので覚えているうちに、と・・・(笑)。

  • 投稿者: 藍色
  • 2006/09/02(土) 19:07:37
  • [編集]

PC新しくなりました~♪
みんな心に残る言葉は同じなんですね。

肩が凝っちゃったので^^;
こちらのコメントだけで失礼します。
ごめんなさいね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/09/04(月) 12:23:32
  • [編集]

あ、わたしも「いしいさんっぽいな」ってちょっと思いました!いしいさんよりいい意味で分かりやすかったですけど(笑)。いいですよね~。大好き…。

  • 投稿者: chiekoa
  • 2006/09/07(木) 19:18:28
  • [編集]

遊び心もいっぱいでしたしね。
ご自身が登場しちゃったり
登場人物の名づけ方にも一工夫あったり。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/09/10(日) 08:38:40
  • [編集]

私も「いしいしんじさんを分かりやすくした感じ」と思いました。いしいさん好きです。
初めて読んだ作家さんでしたが、他の作品も読んでみようかなと思いました。

  • 投稿者: 小葉
  • 2006/12/16(土) 12:55:43
  • [編集]

他の作品はいしいさんっぽくはないですけれど、独特の雰囲気はありますね。
タイトルで読みたさを煽る技も巧みですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/12/16(土) 19:31:17
  • [編集]

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する