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一瞬の風になれ*佐藤多佳子
- 2006/09/17(日) 17:16:23
☆☆☆☆・ 青春小説の旗手、4年ぶり待望の書き下ろし長編小説 一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--
佐藤 多佳子 (2006/08/26)
講談社
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第一部――イチニツイテ――
「速くなる」
ただそれだけを目指して走る。
白い広い何もない、虚空に向かって…………。
全3巻 3ヵ月連続刊行開始!!
春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える。「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。
サッカー一家の一員として、天賦の才を持つ兄を尊敬しながらも常に劣等感を抱き、それでも懸命にサッカーを続けてきた神谷新二。天性のスプリンターであり、中学では記録も残しているにもかかわらず あっさりと陸上をやめ、しかし、高校で新二とともにまた陸上部に入った一ノ瀬連。ふたりと、彼らを取り巻く物語である。
語るのは新二。家族のなかの――特に兄と――自分について、陸上について、走るということについて、そして連との関わりにおける自分について。ときに眩しく 爽やかで、ときに痛い。青春の宝物のような出会いの数々がきらめいている。そのことをまだ自覚していない新二の若さも輝かしい。
3ヵ月連続刊行!! ということだが、第二部が待ち遠しい。
連が語る、なんていうことになったりするのだろうか。まったく別の風景が広がりそうでそれもいいかな、と思う。
V
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今日何読んだ?どうだった??
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本を読む女。改訂版
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「一瞬の風になれ 1 イチニツイテ」 佐藤多佳子
一瞬の風になれ 1posted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 2佐藤 多佳子著講談社 (2006.8)通常24時間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
- From: 今日何読んだ?どうだった?? |
- 2006/09/22(金) 18:51:11
一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- 佐藤多佳子 講談社
「走る」ことが速い人は、かっこいい。運動会、体育祭でもヒーローだし。私はまったくダメで、息子たちも息子たちもまったく体育会系ではなく育ってしまったのでそういうかっこ良さを味わうことなしにきてしまったけれども。「走る」というのは、特に短距離は天性の世界のよ
- From: おいしい本箱Diary |
- 2006/09/29(金) 01:03:33
一瞬の風になれ 1 ―イチニツイテ― [佐藤多佳子]
一瞬の風になれ 第一部 ―イチニツイテ―佐藤 多佳子 講談社 2006-08-26中学まではサッカーをやっていた新二。サッカーの天才である兄・健一と自分を比べてばかりいた新二だが、高校に入学し、幼馴染の親友・連と一緒に陸上部に入部したことから、彼の中で何かが変わりは
- From: + ChiekoaLibrary + |
- 2006/09/29(金) 16:06:07
一瞬の風になれ第一部イチニツイテ 佐藤多佳子
カバーイラストはクサナギシンペイ。デザインは有山達也、飯塚文子。1989年「サマータイム」で月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。「イグアナくんのおじゃまな毎日」で98年産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99
- From: 粋な提案 |
- 2007/01/16(火) 14:29:14
陸上部の青春を描く『一瞬の風になれ』(佐藤多佳子著)の(1)イチニツク
先週、ある朝の通勤電車の中で、私はある本の広告をじっと眺めていた。「王様のブランチ」2006年No.1、「本の雑誌」2006年ベスト10第1位 『一瞬の風になれ』佐藤多佳子春野台高校陸上部。特に強豪でもないこの部に入部したスプリンター、新二と連。天才がいれば、凡人
- From: 栄枯盛衰・前途洋洋 |
- 2007/01/28(日) 13:42:37
「一瞬の風になれ」佐藤多佳子
やっと読めました、図書館予約が大変でした、だって3冊まとめて取り置いてくれないですもん。まとめて読めるかちょっとひやひやしましたが、結局3冊どかーんと積んで、週末一日で読み切りました。あー幸せ。吉川英治文学新人賞(って佐藤多佳子でも新人賞なのか、この賞)
- From: 本を読む女。改訂版 |
- 2007/03/25(日) 22:41:04
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この記事に対するコメント
これいいですよね!そして第二部は昨日(9月21日)に発売された模様です。わたしもさっき見つけてあわてて注文してきました!早く手元に届かないかな。わくわくしながら待ってます。
そうみたいですねぇ。
図書館にはもちろんまだ入っていませんでした。
早くリクエストしたいんだけれど
予約限度いっぱいなので地団太踏んでいます^^;
この物語、とってもよかったですね!!佐藤さんらしい爽やかさ・・。私も続きをワクワクしながら待ってます。
わたしも図書館にリクエストしてあるんだけれど
リクエストしたとたんに一週間の休館になってしまったので
何番目くらいに読めるのかも判らず
どきどきわくわく待っています。
佐藤さんの作品にもはずれはないですね。
輝いてますよね、輝いてますよね、すばらしいですよね!あー、私も走りたい…無理だけど…。
自分が走れない分
余計に輝いて見えちゃうところもあるかも ですねぇ^^;
早く続きが読みたい~。
青春って宝物のような出会いで輝きを増しますよね。
陸上にかける新二のストレートな気持ちが伝わってきました。
次の巻は、連が語るのでしょうか!?。
とっても楽しみです。
まだあと二巻お愉しみが待っているのですね。
うらやましい~。
宝もののような青春のひとときに浸ってください。