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オトナ語の謎*糸井重里

  • 2006/12/06(水) 13:35:53

☆☆☆・・

オトナ語の謎。 オトナ語の謎。
糸井 重里 (2003/12/25)
東京糸井重里事務所

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ほぼ日刊イトイ新聞にて連載開始され、異常ヒット数を記録した人気企画が待望の書籍化。
「なるはやで仕上げて、午後イチにはお届けできるかと」
「見切り発車の垂直立ち上げでしたから物理的に難しいんです」
「要は、クリティカルなアイテムがマストかと思われます」
学校では絶対に教えてくれない謎めいた言葉、「オトナ語」を、おもしろおかしく徹底的に解説。
昔話や歌謡曲の「オトナ語」バージョンも抱腹絶倒。


「オトナ語」という名づけ方がまず可笑しい。それは決して「大人語」ではない。多少(多大)の揶揄を篭めて敢えてカタカナの「オトナ語」なのである。本書の内容も推して知るべしである。
実はこれ、先日乗った電車で前に座る女性がいかにも可笑しそうに、ときにはこらえきれずに声まで漏らしながら読んでいらしたのである。そんなに面白いのは何の本?とチラチラ盗み見て題名を覚えて帰り、すぐに図書館に予約したのだ。そして、あのときの見知らぬ彼女の気持ちがいまは解る。
文法的に間違っていようと、強引であろうと、普通に言った方が圧倒的に通じやすかろうと、そんなことは問題ではない。特定の業界でカッコヨクみせる、それが「オトナ語」の「オトナ語」たる所以なのだから。
「オトナ語」は絶対に「共通語」にはならないだろうと思わせてもくれ、ひとところにあまりにもどっぷり浸かりすぎた結果の恥ずかしさも教えてくれる一冊だった。



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TB
猛読酔書

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『オトナ語の謎。』 監修:糸井重里

webのほぼ日刊イトイ新聞の人気コーナー「オトナ語の謎。」がまとめられた本。「オトナ語」というのは、社会人になってはじめて身につく敬語、謙譲語、習慣語のこと。しかしその使用頻度の高さ、使用される場面での使用者の心理状態を解説すると日本社会が浮かび上がっ..

  • From: 猛読醉書 |
  • 2006/12/06(水) 14:09:02

この記事に対するコメント

若者言葉を批判できない「オトナ語」ですね。
おじさんたちだって(私も含めておばさんもだけれど)そのなかでしか通用しない言葉で煙に巻いているんですから。

  • 投稿者: かつき
  • 2006/12/06(水) 14:08:11
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「オトナ語」ってその業界にいる限り避けて通れないものなのに、一歩外へ出ると急に恥ずかしくなりますね。
なのにオトナはこぞって使いたがる。その辺りも謎ですね。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/12/06(水) 17:12:08
  • [編集]

またお邪魔します。
TBができなかったようで、ごめんなさい。
楽天のご機嫌がナナメみたいです。
またこれに懲りずによろしくお願いします<m(__)m>

  • 投稿者: かつき
  • 2006/12/07(木) 17:44:13
  • [編集]

わざわざ書き込みにいらしてくださってありがとうございます。
ときどきタイミングが合わないこと、あるみたいですね。
こちらこそどうぞよろしくお願いします。

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/12/07(木) 18:20:08
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