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本人の人々*南伸坊

  • 2006/12/06(水) 17:06:33

☆☆☆・・

本人の人々 本人の人々
南 文子、南 伸坊 他 (2003/11)
マガジンハウス

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まだノーベル賞選考委員会の方々は気づいていないようですが、「顔面学」(*1)というユニークな分野を切り拓き、画期的な「本人術的理論」(*2)を提唱・実践しているのが、本書の著者・南伸坊さんです。これを広く一般の方々に伝えていこうとするのが本書の狙いですが、決してムズカシイとかヤヤコシイということはありません。ただ、笑っていただければ理解できる仕組みになっています。
生きているといろんな顔の人間に出会います。気になる顔もたくさん出現してきます。また、自分にもいろんな顔があることに気づきます。世の中には似た顔の人が3人はいるというふうな伝説まであります。……で? シンボー博士は日々、考えるのです。「オモシロイ」と。本書には、まだまだバラエティ豊かな面々が登場します。どうぞ、ゆっくりとお楽しみください。

*1=顔面と脳の緊密な関係を追究しようとする学問(人は顔を見てその人の個性を読み取るが、その表情を支配するのが脳である)。
*2=外見を似せ、本人になりすますと、自然に考え方も似てきて、「本人」を擬似体験できるという理論。

金正日からアニータまで、養老孟司から森喜朗まで、ボブサップからタマちゃんまで、叶美香から田中真紀子まで、近年の有名人物を網羅して、顔面の真理に迫る問題の書。


『ダカーポ』に2000年から2003年に掲載されたものをまとめたものなので、その時々には旬の素材(失礼)だった人々も花の盛りを過ぎているのだが、それはそれで、旬を味わうのとは一味違った愉しみ方ができるのも面白い。
顔真似は、「似ている!」と思い込まないとそう見えないものもあるのだが、それぞれの人の雰囲気というか、いちばんの特徴をぎゅっと掴んでいるので、その人だとしか見えなくもなる。文章もまるでご本人が言いそうな、それでいて捻りの効いたものなので、笑ったり唸ったりと愉しめる。



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ついてる日記Ⅱ

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『本人の人々』 南伸坊

本人の人々posted with 簡単リンクくん at 2005. 5.16

  • From: ついてる日記? |
  • 2006/12/10(日) 11:05:34

この記事に対するコメント

ふらっとさん☆おはようございます
顔をキャンバスにすると考えれば、これも一つの芸術表現(?)ですね。
一番のお気に入りは金正日でした。お腹まで似ててスバラシイ!

  • 投稿者: Roko
  • 2006/12/10(日) 11:17:14
  • [編集]

ひとつの芸術のジャンルかもしれませんねぇ。
お見事でした。
金正日は、ちょっと怖くもありました^^;

  • 投稿者: ふらっと
  • 2006/12/10(日) 13:38:46
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